次期FRB議長は誰だ!?【候補者一覧】(随時更新中)

FRB人事

最終更新日:2025年8月3日

FRB現議長のパウエル氏を目の敵にしているトランプ大統領。
次期人事では、交代が既定路線と見られています。

そこで、「裏読みラボ」では、ふかちん&GP君のネットワークを総動員し、本ページでは次期FRB議長候補を一覧にまとめてみました。

このあと、お一人ずつ詳しくご紹介していきます──

候補者名所属・肩書金融スタンストランプとの関係性補足
ケビン・ハセット元CEA委員長/トランプ顧問ややタカ派極めて近い(再登用有力)経済予測に強み、政権内信頼厚い
クリストファー・ウォーラー現FRB理事(トランプ任命)明確なタカ派良好(忠実な政策遂行者)マーケットにも信頼あり
ミシェル・ボウマン現FRB理事(地方銀行出身)明確なタカ派共和党寄り地方銀行の声を代表
ケビン・ウォーシュ元FRB理事超タカ派以前より推されていたインフレへの強硬姿勢で知られる
ベス・サミュエルソン現FRB理事中立〜ややハト派トランプとの距離は不明バランス派として注目
トーマス・ホーニグ元カンザスシティ連銀総裁明確なタカ派距離あり長期的インフレ警戒を重視
ムハンマド・エラリアンアリアンツ首席経済顧問/著名エコノミストハト派寄り関係希薄(外部登用案あり)マーケットでの知名度・信頼度高い

追加枠(2025年8月3日)

候補者名所属・肩書金融スタンストランプとの関係性補足
ニール・カシュカリミネアポリス連邦準備銀行 総裁ハト派 → 中立寄りへ変化やや距離あり(民主党政権時に注目)積極財政や金融緩和の理論派。最近はやや引き締め容認へ

🧩 番外編もチェック!

本ページでは「有力視される候補者」を中心にご紹介しましたが、このほかにも──

  • スコット・ベッセント(現:米国財務長官/トランプ氏の経済ブレーンであり、側近中の側近)
  • ジュディー・シェルトン氏(金本位制を主張)

といった“異色”の存在にも注目が集まっています。
一覧表の下の番外編ではありますが、お二人についても触れていますので、ぜひご覧ください。

❌ 有力候補として挙がりながらも…

・リッチモンド連銀のバーキン氏、アトランタ連銀のボステック氏なども一部で報じられていますが、トランプ政権との相性や、政治的な打ち出し方を考えると、今回は本命とは言いづらいと私たちは見ています。

むしろ、FRB理事としてすでに中央に位置し、タカ派としても知られるボウマン氏の方が、内部からの登用という観点では現実味がある候補だと考えられます。

結果、FRB理事として中央にいるボウマン氏を議長候補一覧表に加え、バーキン氏・ボステック氏については欄外での補足とさせていただきました。
それぞれの候補については、今後の動向も引き続き注視していきます。

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